乳幼児医療費助成制度

乳幼児医療費助成制度

健康保険に加入していることが大前提ですが、乳幼児に関わる医療費に関して各自治体が助成を行っています。乳幼児は何かと病気にかかりがち。出費もかさむことから全国的に実施されているのが、この乳幼児医療費助成制度です。例えば、

例)0歳~6歳までの子供は一回の診療につき600円のみ等。

などがありますが、中には高校生まで適用している地方もあったり、乳幼児医療費助成制度の形態はさまざま。お住まいの地域の役所や役場に自分の地域の乳幼児医療費助成制度はどのようなものか聞いてみましょう。

乳幼児医療費助成制度の対象とならない乳幼児

・国民健康保険や健康保険など各種医療保険に加入していない乳幼児
・生活保護を受けている乳幼児
・施設等に措置により入所している乳幼児

乳幼児医療費助成制度の助成方法

主に2つのパターンがあります。
1.健康保険証と乳児医療証を提示すればその場で助成が受けられるケース
2.後日領収書・申請書を役所に提出し、返還を受けるケース
本来は、2.のパターンでしたが、利用者に負担の少ない1.を採用する自治体も増えてきました。

乳幼児医療費助成制度はいつから受けられるの?

これも地域によって異なります。子供が産まれた時から乳幼児医療費助成制度が受けられる地域もあれば、申請を出してから受けられる地域もあります。ただどちらも、子供が産まれたらできるだけ早めに申請を役所に出す必要があります。※申請が出生日から30日以内等、各地域ごとで異なります。お住まいの自治体担当窓口にご確認ください。

乳幼児医療費助成制度の流れ

1.出産前にお住まいの地域の乳幼児医療費助成の内容を確認しておきましょう。
電話で聞いてみるもよし、ホームページなどで確認してもいいでしょう。

2.出産後、子供を健康保険に加入しましょう。
社会保険の方は、会社や上司へ。国民健康保険の方は、役所で手続きをします。

3.健康保険証が郵送で送られてきます。
国民健康保険の場合は、役所に行った際その場でもらえる場合もあります。

4.役所で乳幼児医療費助成制度を受ける手続きを行います。
保険証を医療機関などにそのまま提示しても助成の対象になりません。必ず申請を行わないといけませんのでご注意ください。

5.乳幼児医療証を受け取ってください。
申請が終われば、その場でもらえる事もありますが、郵送でも送ってくれます。
助成内容は各自治体により異なりますので、お住まいの市・区役所、町・村役場にお問い合わせください。