Let'sコラボワーク♪お給料折半でアルバイトと子どもの世話を分担(鈴鹿市)

2016/06/24

「子どもの世話で終わる毎日。自由な時間があれば少しでも働きたい!」

乳幼児を育てるお母さんたちが、農作業のアルバイトと子どもの世話を分担する「コラボワーク」という取り組みがあります。三重県鈴鹿市のNPO法人「マザーズライフサポーター」と茶畑やミカン畑が協力して行っているもので県からも補助金がでています。

同法人がハローワークなどで募集した女性を、就労・託児・待機の3つの部門に分け、就労チームの女性は託児チームに子どもを預けて農園で働きます。急な子どもの病気などで働けなくなった場合にも、待機チームからすぐに代わりの女性を派遣できるようになっています。就業時間は1日3時間で、その分のアルバイト代は託児チームと折半。繁忙期の3か月間限定のお仕事です。

子育て中でも働ける環境を求めるお母さんたちにはもってこいの企画で、子どもと離れて汗をかきリフレッシュできると喜ばれています。また、農家側も繁忙期の人集めに頭を抱える中、期間限定で働いてくれるお母さんたちは貴重な人材として感謝されています。

双方に嬉しいこの企画、土地や業種に限らずいろんな方面に広がっていくといいですね。


[筆者]
育児助成金白書
Elly