大学・短期大学・高等専門学校・専修学校（専門課程）および大学院の学生が対象。2020年より給付型奨学金が拡充！
- 保育・教育
独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）の奨学金の解説動画
独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）の奨学金
日本学生支援機構（JASSO）の奨学金は、大学・短期大学・高等専門学校・専修学校（専門課程）および大学院で学ぶ人を対象とし、意欲と能力のある学生に「教育を受ける機会」を保障し、自立した学生生活を送れるよう支援します。
奨学金には、「貸与型」の奨学金と「給付型」の奨学金があります。
目次貸与型奨学金
第一種奨学金（無利息）と第二種奨学金（利息付）があります。
どちらの奨学金も、貸与が終了すると返還の義務が生じます。
先輩の返還した奨学金が後輩への奨学金になる仕組みです。
・入学前の予約採用（進学する前年に、在学している学校に申し出てください）
・入学後の在学採用
・緊急時の応急採用
の3パターンがあります。入学時特別増額
第一種奨学金（無利子）または第二種奨学金（利子付）に加えて、入学した月の分の奨学金の月額に一時金として増額して貸与する利子付の奨学金で、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」に申し込んだけれども利用できなかった世帯の学生・生徒を対象とする制度です。
給付型奨学金
経済的理由で大学・専門学校への進学をあきらめないよう、2020年4月に進学・進級する学生から、給付奨学金の対象者が広がりました。
世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができます。
また、給付型奨学金の対象となれば、大学・専門学校等の授業料・入学金も免除又は減額されます。奨学金の申込みは、在学する学校を通して行います。在学する学校の奨学金窓口等にお問合せください。
日本学生支援機構（JASSO）の奨学金 よくある質問
海外に留学する場合にも独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）の奨学金申請できますか？
日本学生支援機構では、海外の大学・大学院に留学する人を対象に、経済的支援として奨学金の貸与を行っています。
貸与奨学金は、「もらう」ものではなく、「借りる」ものですので、返済の義務があります。
詳しい説明は「海外留学のための貸与奨学金（返済必要）」をご覧ください。独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）の給付型奨学金と高等教育の修学支援新制度は同じですか？
日本学生支援機構（JASSO）の給付型奨学金は、国の高等教育の修学支援新制度のひとつで、要件を満たした学生が受け取ることができる返済不要の奨学金が最大91万円が受け取れます。
独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）の奨学金の貸与型奨学金について返済期限を教えてください。
日本学生支援機構（JASSO）の貸与型奨学金の返済期間は、最長20年（240ヶ月）です。
詳しい説明は「返還期間と割賦金」をご覧ください。
また、奨学金に関して問い合わせをしたい方は下記奨学金相談センターをご利用ください。
奨学金相談センター 電話：0570-666-301（ナビダイヤル）
海外からの電話、一部携帯電話、一部IP電話からは03‐6743‐6100
月曜～金曜：9時00分～20時00分（土日祝日・年末年始(12月29日～1月3日)を除く）お子さんの学費について考え始めた時に一緒に見ておいてほしい関連制度
Written by 安木 麻貴
社会福祉士。シングルマザー当事者団体代表。介護の現場で働き、がんばって育てた息子も自立。経験を活かして、制度をお伝えします！
