地域には妊娠、出産、育児などで役立つ勉強会や相談会があります
- 相談
母親学級・母親教室・両親学級
内容は各市区町村によって異なりますが、各市区町村の保健所や母子健康センター、病院等で両親学級・母親学級(教室)・場所によっては父親教室が参加費無料で行われています。
※地域によっては1回500円など有料の場合もあります。作業材料代や、おやつ代などに使われている場合が多いみたいですね。
特に一番初めの子どもを授かったお母さん、お父さんには有意義なものになります。大抵、病院で行われるものと、地域で行われるものに分かれます。目次病院で行われる母親学級・母親教室・両親学級の特徴
・妊娠中にしてはいけない事の説明
・母乳の飲ませ方や飲ませる頻度
・お風呂の入れ方(沐浴)
・離乳食の作り方
など、主に育児に必要なことを教えてくれます。
産婦人科の掲示板などに掲示されていますので、詳しくは先生や看護師さんに聞いてみてください。保健センター、役所など地域で行われる母親学級・母親教室・両親学級の特徴
・母親、両親の交流
・抱える育児問題の共有と解決
・コミュニケーション
など、主にコミュニケーションを中心に教えてくれます。
役所や福祉センターが開催スケジュールを決定していますので、お住まいの地域のホームページや電話、掲示物で内容や日時を確認してみてください。
育児に関する悩みを直接専門家に聞けるチャンスです。(しかも安い!)
近年では父親学級という父親になるパパさんのための教室もあるようです。
地域により、内容は様々なのでできるだけ参加してみましょう。母親学級・母親教室・両親学級 よくある質問
母親学級・両親学級はいつごろ参加したらいいですか?
母親学級は一般的には、つわりがおさまり、流産の危険性が減る妊娠中期に行く人が多いようです。
ただし、妊娠初期の妊婦さん向け、中期の妊婦さん向けなどに分かれている場合や予約が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。
妊婦さん向けとなっていて、妊娠中の過ごし方や、食生活や栄養の指導、出産時の基礎的な知識を学び、座学が中心です。
両親学級は、母親学級の内容に加えて、パパも知っておくべき内容を学べるので同時期に参加してみてください。母親学級・両親学級は必ず参加しないとダメ?
絶対に参加しなければならないものではありませんが、不安が解消できたり、妊婦のお友だちができる機会でもあるので、気分転換を兼ねて参加してみるといいと思います。
両親学級に一人で参加してもいい?
一人でも参加できます。
里帰り出産をする自治体でも受けることはできますか?
分娩前後に帰省するなど、住所地以外で過ごす場合は、その旨住所地及び帰省地の区市町村の母子保健担当に電話などで連絡をとって、母子保健サービス(母親学級など)の説明を受けてみてください。
妊娠中に知っておきたい関連制度
帝王切開などで出産に入院費がたくさんかかった場合、知っておきたい関連制度
切迫早産・切迫流産等で産休前に休業する場合、知っておきたい関連制度
Written by 安木 麻貴
社会福祉士。シングルマザー当事者団体代表。介護の現場で働き、がんばって育てた息子も自立。経験を活かして、制度をお伝えします!