2021年度福島県ベスト育児制度賞

2021年度福島県ベスト育児制度賞

受賞団体

特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋

特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋

受賞制度

子どもたちの主体的な学びをサポートする寺子屋
地域のカフェをお借りして、子どもたちの自学自習をお手伝いする「寺子屋」を開いています。対象は小学生から高校生で、寺子屋の運営は大学生が行っています。

子どもたちの主体的な学びをサポートする寺子屋

【コメント】
この度は、素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。

私たちは寺子屋を開き、子どもたちの自学自習をお手伝いすることで、子どもたちの「問題解決能力の増幅」を目指しています。
「問題解決能力の増幅」は「自律・協調」につながります。

具体的には、問題を自分の問題として問題解決に取り組むことが、「自律」につながり、 自他ともに大切にして問題解決に取り組むことが、「協調」につながります。

そして、「自律・協調」が広がり、定着することで「寺子屋らしい文化」が生まれ、
その文化により社会に変化が起きることで「みんなのことにみんなが協力する社会」が実現していきます。

この「みんなのことに」とは、苦しんでいる人だけが問題の中にいるのではなく、誰もが問題に関わっているという認識を持つこと、
「みんなが協力」とは、どの立場にいても、(立場が違うからこそ) 力を合わせて問題解決に取り組むことができることです。

そのような社会が実現されることで、社会課題について考え・挑戦する仲間が増え、 ゆくゆくは「社会課題のない社会」に近づいてほしいと考えています。

そのために私たちは、「2025年までに日本全国に寺子屋をつくる」ことを目標にしています。
多くの方に応援していただいていることに感謝しながら、これからも地域に根づいた寺子屋を日本全国につくっていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【選考理由】
「大学生が子どもの主体的な学びの支援をする」という若さある考えと行動を評価。
福島大学の学生が小・中学生を対象に学習を支援する「寺子屋べいす」
開催は木曜18時~20時に不定期開催。参加無料