親の就労要件を問わず、誰でも時間単位で保育所などを利用できるようにする制度 ※2023年6月1日に少子化対策方針案が発表されました
- 保育・教育
こども誰でも通園制度とは
政府は2023年6月1日、「こども未来戦略会議」で少子化対策方針案の中に「こども誰でも通園制度」の創設を発表しました。
0歳から2歳の「未就園児」については、「未就園児」がいる子育て世帯の多くが育児で孤立し、不安や悩みを抱えているとして、親の就労状況によらず、保育所などを柔軟に利用できる「こども誰でも通園制度」です。現在は、保育所や認定こども園などは親の就労などにより保育が必要という認定を得ないと原則利用できません。
「こども誰でも通園制度」を新たにつくり現行制度は残したまま、さらに、就労要件を問わず柔軟に利用できるようにするとしています。そのためにまずは、空き定員がある園がどこの園にも通っていない子どもを預かった場合に園に対し、一定の助成をするとしています。
こども誰でも通園制度 いつから?
開始時期は2024年度から本格実施する計画です。