「子育てグリーン住宅支援事業」として、2025年に新築やリフォームで、対象の省エネ工事を行う際に活用できる補助金制度を紹介します
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子育て世帯の住まいの支援
ここでは、2025年に国土交通省が実施している子育て世帯に向けた住まいの支援事業を解説します。
目次子育て世帯の住まいの支援とは
子育て世帯の住まいの支援とは、子育て世帯への住宅補助金や住宅取得に関する支援制度のことを指します。
2025年実施事業
2025年は「子育てグリーン住宅支援事業」として、2025年に新築やリフォームで、対象の省エネ工事を行う際に活用できる補助金制度を紹介します。
子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業とは、2050年カーボンニュートラル実現へ向け、エネルギーコストの負担が大きい子育て世帯に対し、高省エネ住宅新築や改修の導入を支援する事業です。
具体的な支援金額は
1.新築
①GX志向型:最大 160万円/戸(すべての世帯対象)
※「GX志向型住宅」とは、高い断熱性能と高効率給湯器などの設備の導入により一次エネルギー消費量を削減し、太陽光発電など再生可能エネルギーを活用して一次エネルギー消費量の削減率100%以上を目指す住宅です。
②長期優良住宅(子育て世帯等):80万円+(解体伴う場合+20万円)
③ZEH水準住宅(子育て世帯等):40万円+(解体伴う場合+20万円)国土交通省+15国土交通省+15国土交通省+15
※「ZEH水準住宅」とは、省エネ性の高い住宅のことです。
新築住宅購入の場合のわかりやすいパンフレット「子育てグリーン住宅支援事業」をご覧ください。2.リフォーム
①必須工事3種(断熱改修等)すべてで上限60万円
②2種で上限40万円問い合わせ先
子育てグリーン住宅支援事業に関する相談や問い合わせ先は専用窓口が設置されていますので、電話をしてみてください。
子育てグリーン住宅支援事業専用窓口
電話番号:03‑6632‑1405(通話料がかかります)
受付時間:9:00~17:00(土日祝含む)子育て世帯の住まいの支援 よくある質問
妊娠中でも申し込むことはできますか?
交付申請時点や予約の提出時点で、母子手帳等で胎児がいることが確認できる場合は、「子育て世帯」に該当しますので、申し込むことができます。
住宅購入をサポート!子育て世帯向け住宅支援についての関連制度
住宅購入を検討する際に活用できる「子どもと親の便利な家族年表ツール」
西暦(和暦)○年に何年生?学年早見表ツールお子さんの幼稚園から大学生までの学年と西暦(和暦)を並べた一覧表が作成できます入学・卒業は西暦(和暦) ○年?節目早見表ツールお子さんの小学校から大学生までの入学・卒業の節目が西暦(和暦)でいつなのかがわかる一覧表が作成できます西暦(和暦) ○年に何歳?年齢早見表ツールお子さんが ○年に何歳になるのか分かる一覧表が作成できます。ご両親の年齢もわかります。
Written by 安木 麻貴
社会福祉士。行政窓口での相談員経験や、ひとり親家庭を支援する当事者団体でも現在活動中。特に子育て支援制度に精通し、「イクハク」執筆・監修者として、制度情報の正確な発信に取り組む。YouTubeやTikTokでは、最新の給付金や支援制度を分かりやすく解説し、保護者目線での配信内容が多くの子育て世帯から信頼を得ている。