ひとり親家庭や夫を亡くした女性の相談先。奨学金情報も♪
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全母子協(一般財団法人全国母子寡婦福祉団体協議会)
ひとり親家庭や寡婦(夫を亡くした女性)の生活支援や福祉の向上を目的とする団体が集まって構成された連絡・協議機関です。
目次
- 一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)とは
- 一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)の主な活動内容
- 一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)の対象者
- 一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)の利用方法
- 一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)が行なっている奨学金
- 一般財団法人全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)よくある質問
- 進学に向けての経済的な支援制度を知りたい方へ
- ひとり親になったばかりの方が知っておいてほしい関連制度
- ひとり親で転職を考えている方の関連制度
- ひとり親で生活に経済的な不安を抱える方の関連制度
- ひとり親の子育ての悩みや相談についての関連制度
一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)とは
ちょっと難しい名前ですが、実は子育てをしているお母さんや、ひとりで頑張っている女性たちを応援してくれる、とても心強い団体です。
各地域(市町村・都道府県)には母子・父子福祉センターや母子・父子福祉センター、ひとり親家庭支援センターという名前で、ひとり親家庭の支援施設がほとんどの地域(政令市・都道府県)ごとに設置されています。
この運営を任せられている社会福祉法人や公益財団法人の母子寡婦福祉団体が加入して全国組織となっているのがこの全国母子寡婦福祉団体協議会(全母協)です。ひとり親家庭や寡婦(夫を亡くした女性)の生活支援や福祉の向上を目的とする団体が集まって構成された連絡・協議機関です。
直接のご相談先は各地域の団体になり、一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)には、各都道府県・指定都市に所在する54の母子福祉団体が加盟しています。
加盟団体一覧一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)の主な活動内容
たとえば、下記のようなサポートがあります
・生活や子育ての相談にのってくれる
・お仕事を見つけるお手伝い(就職支援や資格取得の支援など)
・交流イベントや講習会を開催して、同じ立場の人たちとつながる機会を作ってくれる
・制度や手当の情報をわかりやすく教えてくれる
ひとりでがんばっていると、誰にも相談できない…って思うこと、ありますよね。
そんなときに頼れる場所のひとつと捉えてください。一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)の対象者
ひとりで子どもを育てているお母さん(母子家庭の方)
ご主人と死別された女性(寡婦といいます)
離婚や事情があって、今は子どもと一緒に暮らしていないけれど、支援が必要な女性の方※団体によって加入条件が多少異なる場合があります。
つまり、「今、ひとりで頑張っている女性」の支えになってくれる団体ですね。一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)の利用方法
お住まいの地域にある「母子寡婦福祉団体」に問い合わせ、入会申込みや相談窓口を通じて支援を受けることができます。
市区町村の福祉課や、子育て支援窓口で紹介されることもあります。
まずは下記の加盟団体一覧で所在地を探し、連絡をとってみてください。
基本的に県・または政令市には団体がありますが、昨今、利用者が少なくなり、解散する団体も出てきているようです。
加盟団体一覧一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)が行なっている奨学金
一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)に加入している各地域の母子寡婦福祉団体経由で申し込むことのできる奨学金があります。
一例では夢を応援基金『ひとり親家庭支援奨学金制度』(ローソン奨学金)があり、こちらは所得条件がありますが、中学3年生と高校生を対象に月額3万円を1年間支給するというものになっています。
一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)加入している各地域の母子寡婦福祉団体への加入により申請できます。
今、しんどい思いをされている皆さん、一度イベントなどに参加されてみるのはいかがでしょうか。全母子協(一般財団法人全国母子寡婦福祉団体協議会) よくある質問
進学に向けての経済的な支援制度を知りたい方へ
ひとり親になったばかりの方が知っておいてほしい関連制度
ひとり親で転職を考えている方の関連制度
ひとり親で生活に経済的な不安を抱える方の関連制度
ひとり親の子育ての悩みや相談についての関連制度
Written by 安木 麻貴
社会福祉士。シングルマザー当事者団体代表。介護の現場で働き、がんばって育てた息子も自立。経験を活かして、制度をお伝えします!