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【体験談】生活保護 無職|再就職できない…生活が限界だった私の体験

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・突然の会社倒産で収入ゼロに。貯金も尽きかけた中で生活保護を検討した実例
・失業保険だけでは生活できず、申請に踏み切るまでの葛藤
・実際の申請手続きや役所の対応、受給までのリアルな流れを詳しく解説

体験者プロフィール

・年齢:42歳
・性別:男性
・世帯構成:妻・子ども1人(小学生)
・地域:大阪府
・収入:会社倒産により0円(失業保険受給中は月約12万円)
・受給額:約16万円(家族3人世帯)
・状況:勤務先の突然の倒産による失業

受給前の状況を教えてください

「来月から給料は出ません」社長のその一言で、すべてが崩れました。
勤めていた中小企業が、ある日突然倒産。退職金もほとんどなく、次の仕事も決まっていない状態で放り出されました。
最初は「なんとかなる」と思っていました。失業保険もあるし、すぐに再就職できるだろうと。
でも現実は甘くなかったです。
年齢的にも求人は限られ、面接に行ってもなかなか決まらない。
その間にも、家賃、光熱費、子どもの学校費用は容赦なく出ていきます。
失業保険の12万円では到底足りず、貯金を切り崩す日々。気づけば、残高は数十万円を切っていました。
妻とも口数が減り、家の空気も重くなっていきました。
「このままやと、生活が回らん…」そう思いながらも、「生活保護」という言葉には抵抗がありました。

申請のきっかけは何ですか?

転機は、ハローワークでの相談でした。再就職の相談の流れで、担当の方からこう言われました。
「生活が厳しいなら、生活保護という選択もありますよ」
正直、その時はショックでした。「自分がそこまで落ちたのか」と感じてしまって。
でも、帰ってから妻と話しました。貯金はあと数ヶ月もたない。子どもに不自由はさせたくない。
「背に腹は代えられへん。相談だけでも行こう」
そう決めて、役所に行くことにしました。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

実際の申請の流れを教えてください

役所の窓口は、想像していたよりも落ち着いた雰囲気でした。担当者は淡々としながらも、丁寧に話を聞いてくれました。
・現在の収入(失業保険)
・預貯金の額
・家族構成
・家賃や生活費の状況
住民票など細かく確認され、「現時点では生活保護の対象になる可能性があります」と説明を受けました。
ただし、すぐに受給というわけではなく、 ・資産の確認
・扶養照会
・就労可能性の確認
などの手続きが必要とのこと。
書類を揃え、何度か役所に通い、約3週間ほどで受給が決まりました。
その間も不安はありましたが、「ちゃんと見てくれている」という感覚があったのは救いでした。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

受給後はどう変わりましたか?

「これで家族を守れる」その一言ですね。
生活は決して楽ではありません。最低限の支給なので、無駄遣いはできません。
でも、毎月の収入があることで、「来月どうしよう」という不安から解放されました。
精神的な余裕ができたことで、就職活動にも前向きに取り組めるようになりました。子どもにも、以前のように笑顔で接することができるようになったのは大きな変化です。

「生活保護を受けてよかった」

最初は、「生活保護=人生終わり」みたいなイメージを持っていました。
たまに聞く不正受給のニュースなどが、私の場合はそういう印象を持っていた理由かもしれません。
でも実際は違いました。あのまま無理をしていたら、借金をして、もっと苦しい状況になっていたと思います。
生活保護は、もう一度立て直すための時間をくれる制度でした。
今は再就職に向けて動いています。「ここからやり直せる」そう思えるようになりました。

編集部コメント(社会福祉士より)

失業による生活困窮は、誰にでも起こり得るリスクです。特に今回のケースのように、
・突然の倒産
・再就職までの空白期間
・家族を養う必要がある
といった条件が重なると、生活は急激に厳しくなります。
生活保護は、こうした「一時的に生活が立ち行かなくなった場合」にも利用できる制度です。
また、受給中も就労支援を受けることができ、再スタートを支える仕組みが整っています。「まだ大丈夫」と無理を重ねる前に、早めの相談が重要です。

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イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

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