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【体験談】生活保護 バレる?|働きながら受給…職場に知られるのか不安だった話

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・パート収入がありながら生活保護を受けることに強い不安を感じていた30代女性の体験
・「職場にバレるのでは」という不安の正体と実際の仕組みの違い
・差額支給で生活を立て直しながら、周囲に知られず受給できたケース

体験者プロフィール

・年齢:37歳
・性別:女性
・世帯構成:一人暮らし
・地域:大阪府内
・収入:月約7万円(パート勤務)
・受給額:約9万円(差額支給+家賃扶助)
・状況:収入減少・体調不良により生活困難

受給前の状況を教えてください

「働いてるのに、生活保護って受けていいんやろか」ずっとその迷いがありました。
パートで働いてはいましたが、体調が安定せず、シフトは週に数日。収入は月7万円ほど。
家賃と生活費を払えば、ほぼ残りません。それでも、「働いている」という理由で、自分は対象外だと思い込んでいました。
さらに不安だったのが、職場のことです。
「もし受給したら、会社にバレるんじゃないか」
「何か通知がいくんじゃないか」
そんな想像ばかりしてしまい、相談すること自体をためらっていました。

申請のきっかけは何ですか?

きっかけは、体調が悪化してシフトをさらに減らしたことでした。収入はさらに減り、生活が明らかに回らなくなってきました。
「このままやと働いてても生活できへん」そう思ったとき、初めて本気で考えました。
そして、ネットで調べて知ったのが「働いていても生活保護は受けられる」ということでした。ただし、「差額支給」という仕組み。
「それなら、自分も対象かもしれない」そう思い、思い切って相談に行きました。

実際の申請の流れを教えてください

窓口では、まず収入について詳しく聞かれました。
・月の収入額
・勤務日数
・今後の見込み
そのうえで、「現在の収入では最低生活費を下回っていますね」と説明されました。
そして気になっていたことを質問しました。
「職場に知られることはありますか?」
答えは明確でした。
「原則として、職場に連絡がいくことはありません」
ただし、収入確認のために給与明細などの提出は必要とのこと。給与明細は職場からもらったものを私が提出できるので、職場は関係ない。つまり職場へ直接連絡がいくケースは、通常はないと説明されました。
その説明を聞いて、やっと安心できました。申請はそのまま進み、ケースワーカーの訪問を経て約2週間で受給が決定。
収入との差額分が支給される形になりました。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

受給後はどう変わりましたか?

生活保護を受けるようになってから、まず感じたのは「生活の安定」でした。
それまでは、働いているのに生活が苦しい状態。頑張っても報われないような感覚がありました。
今は、差額支給によって最低限の生活が守られています。そのおかげで、無理にシフトを増やす必要もなくなりました。
体調も少しずつ回復し、長く働くための準備ができるようになりました。そして何より、職場に知られることはありませんでした。

「働いていても、頼っていい制度だった」

ずっと、「働いてる自分が頼るのは違う」と思っていました。でも実際は、働いていても生活が成り立たない人のための制度でもありました。
そして、職場に知られるんじゃないかという不安も、ただの思い込みでした。制度を知らないことで、無駄に苦しんでいたんだと思います。
もっと早く知っていれば、あんなに追い込まれなくて済んだのにと感じています。

編集部コメント(社会福祉士より)

生活保護は「無収入の方だけの制度」ではなく、収入があっても最低生活費に満たない場合には差額支給される仕組みです。
また、職場に対して直接連絡がいくことは原則としてありません。
必要なのは、
・収入の証明(給与明細など)
・生活状況の確認
であり、プライバシーは守られています。
働きながら生活保護を利用することは、決して特別なことではありません。制度を正しく理解することが、不安の軽減につながります。

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イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

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