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【体験談】生活保護 相談して救われた|勇気を出して窓口に行った日のこと

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・生活に行き詰まりながらも相談できずにいた30代男性の葛藤
・勇気を出して窓口に行ったことで状況が一変したリアルな体験
・「相談するだけでもいい」と知り、気持ちが救われたケース

体験者プロフィール

・年齢:36歳
・性別:男性
・世帯構成:一人暮らし
・地域:大阪府内
・収入:0円(無職)
・受給額:約11万円(家賃込み)
・状況:失業後、就職活動難航・貯金枯渇

受給前の状況を教えてください

「行かなあかんのは分かってる」
でも、ずっと行けませんでした。仕事を辞めてから数ヶ月。最初はすぐに見つかると思っていた再就職も、現実はなかなかうまくいきませんでした。
収入はゼロ。生活は貯金頼み。日に日に残高が減っていくのを見ながら、「どうしよう」と思い続けていました。それでも、相談には踏み出せなかった。
理由は単純です。怖かったんです。「怒られるんちゃうか」「冷たくされるんちゃうか」そんな想像ばかりが頭に浮かんで、結局何もできずに時間だけが過ぎていきました。

申請のきっかけは何ですか?

きっかけは、財布の中に100円しかなかった日でした。コンビニに入っても、何も買えない。そのとき、初めて思いました。「このままやと本当にあかん」
それまでの自分は、どこかで現実を軽く見ていたのかもしれません。
でも、その日は違いました。「もう一人でどうにもできへん」そう認めた瞬間、やっと「相談に行こう」と思えました。

実際の申請の流れを教えてください

役所に入るとき、心臓がバクバクしていました。何を言われるか分からない。逃げたくなる気持ちもありました。
でも、窓口で対応してくれた方は、想像していたのと全く違いました。普通に、落ち着いて話を聞いてくれたんです。
聞かれたのは、
・今の収入
・生活の状況
・困っていること
それを一つずつ聞かれました。途中でこう言われました。「今日は相談だけでも大丈夫ですよ」その一言で、肩の力が抜けました。
「申請しないといけない」と思い込んでいたけど、まずは話をするだけでもいいと知って、気持ちが楽になりました。
その後、状況を整理していく中で、申請を進めることになり、約2週間後に受給が決定しました。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

受給後はどう変わりましたか?

生活保護を受けてから、一番変わったのは「気持ち」でした。それまでは、「どうやって耐えるか」ばかり考えていました。
でも今は、「どうやって立て直すか」を考えられるようになりました。食事もきちんと取れるようになり、生活のリズムも整ってきました。
焦らず、自分のペースで動ける。それがこんなに大きいことだとは思いませんでした。

「相談しただけで、こんなに楽になるとは思わなかった」

一番驚いたのは、相談しただけで気持ちが軽くなったことです。それまでずっと一人で抱えていた不安が、言葉にしただけで少し楽になりました。
生活保護を受けるかどうかよりも、まず「話せる場所がある」ということが大きかったです。もっと早く行けばよかったと、今は思っています。

編集部コメント(社会福祉士より)

生活保護の窓口は、「申請のためだけの場所」ではありません。
今回のように、
・生活に不安がある
・制度について知りたい
・自分が対象か分からない
といった段階でも、相談することが可能です。また、「相談だけでも良い」という対応は多くの自治体で行われています。
最初の一歩は、申請ではなく「相談」で問題ありません。その一歩が、生活を立て直すきっかけになることも多いです。

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イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

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