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【体験談】生活保護 相談して救われた|ハローワークの一言で人生が変わった

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・就職活動がうまくいかず生活が限界に近づいた40代男性の体験
・ハローワークでの何気ない一言がきっかけで生活保護を知った経緯
・相談を通じて生活を立て直す選択肢に気づいたケース

体験者プロフィール

・年齢:45歳
・性別:男性
・世帯構成:一人暮らし
・地域:大阪府内
・収入:月約3万円(単発アルバイト)
・受給額:約11万円(家賃込み)
・失業後、長期就職活動・収入不安定

受給前の状況を教えてください

あの頃は、仕事が見つからないまま、時間だけが過ぎていました。毎日、ハローワークに通っては求人を探す。
でも応募しても返事が来ない、もしくは不採用。その繰り返しでした。単発のアルバイトで、なんとかつないでいましたが、月の収入は3万円ほど。
生活は完全に限界に近づいていました。家賃、食費、光熱費。どれも足りない。でも、「働いてなんとかするしかない」と思い込んでいました。
自分の努力不足でこうなっている。生活保護なんて、自分には関係ない。そう決めつけていたんです。

申請のきっかけは何ですか?

ある日、ハローワークで担当の方に言われました。「生活の方は大丈夫ですか?」その一言に、少し戸惑いました。
正直に答えると、「それなら生活保護の相談も一度してみてください」と言われました。最初は驚きました。「え、自分が?」そう思いました。
でも、担当の方は続けて言いました。
「就職活動を続けるためにも、生活を安定させることが大事です」
その言葉が、すごく腑に落ちました。「働くために、生活を整える」それまで考えたこともなかった視点でした。その日、初めて生活保護について調べました。そして、「相談だけでも行ってみよう」と決めました。

実際の申請の流れを教えてください

役所に行くのは不安でしたが、ハローワークで背中を押されたこともあり、踏み出せました。窓口では、まず現在の状況を詳しく聞かれました。
・収入の状態
・就職活動の状況
・生活費の内訳
すべて正直に話しました。その中で言われたのが、「現状では生活が維持できていない状態ですね」という言葉でした。
自分では何とかやっているつもりでも、客観的に見ると違っていた。そのことに気づかされました。
そのまま申請を進め、ケースワーカーの訪問を経て、約2週間で受給が決定しました。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

受給後はどう変わりましたか?

受給が始まってから、生活は大きく変わりました。まず、生活の土台が安定した。それによって、焦りがなくなりました。
それまでは、「とにかく何でもいいから働かないと」と思っていました。でも今は、自分に合った仕事を探す余裕があります。
結果的に、就職活動にも前向きに取り組めるようになり、無事就職しました。受給期間は半年程だったと思います。

「“働くために支援を受ける”という考え方があった」

それまでの自分は、生活保護=最後の手段だと思っていました。
でも実際は違いました。働くことを諦めるための制度じゃなくて、働くために生活を支える制度でもあった。
あの時、ハローワークで言われた一言がなかったら、今も気づいていなかったと思います。

編集部コメント(社会福祉士より)

生活保護は「就労を諦めた人の制度」と誤解されることがありますが、実際には就労支援と並行して利用されるケースも多くあります。
今回のように、
・就職活動をしている
・収入が不安定
・生活が維持できていない
といった状況では、受給対象となる可能性があります。生活の安定は、就労への第一歩です。ハローワークなど他機関からの案内で相談につながるケースも少なくありません。

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イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

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