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【体験談】生活保護 入院|長期治療で収入ゼロ…受給に至ったケース

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・突然の入院で収入が途絶え、生活が立ち行かなくなった50代男性の実例
・入院中でも生活保護の申請が可能だった具体的な流れ
・医療費・生活費の不安が解消され、治療に専念できたケース

体験者プロフィール

・年齢:52歳
・性別:男性
・世帯構成:一人暮らし
・地域:大阪府内
・収入:0円(入院中)
・受給額:約11万〜12万円(入院中の基準+家賃扶助)
・状況:脳梗塞で緊急入院→長期療養、仕事継続不可

受給前の状況を教えてください

倒れたのは、仕事中でした。建設現場で作業をしているとき、急に体の力が抜けて、そのまま意識が遠のきました。
気づいたときには病院のベッドの上。診断は脳梗塞でした。
幸い命は助かりましたが、すぐに元通りというわけにはいかず、リハビリを含めた長期入院が必要だと言われました。
その時、真っ先に頭に浮かんだのは「仕事どうしよう」でした。当然、働ける状態ではありません。収入はその時点でゼロになりました。
貯金はほとんどなく、家賃や生活費のことを考えると、頭が真っ白になりました。
入院費も気になる。仕事もできない。これからどうなるのか分からない。ベッドの上で、ただ不安だけが膨らんでいきました。

申請のきっかけは何ですか?

きっかけは、病院の相談員(医療ソーシャルワーカー)との面談でした。「生活費や医療費のことで不安はありませんか?」そう聞かれて、正直に話しました。
収入がないこと、貯金が少ないこと、退院後の生活の見通しが立たないこと。
すると、生活保護という選択肢を提案されました。
「入院中でも申請できますよ」その一言に、少し救われた気がしました。
正直、生活保護は最後の手段だと思っていました。でも、その時の自分には、もう他に頼れるものがなかった。
申請をお願いすることにしました。

実際の申請の流れを教えてください

申請は、病院と役所が連携して進めてくれました。
まず、医療ソーシャルワーカーが状況を整理し、必要書類の準備をサポートしてくれました。その方はたまたま同じ年ということもあってか本当にお世話になりました。
その後、役所の担当者が病院に来て面談。
・現在の収入状況
・預貯金の確認
・住まい(賃貸)の状況
・今後の治療見込み
などを確認されました。
入院中ということもあり、手続きはできるだけ負担のない形で進めてもらえました。その後、審査を経て約2週間で受給が決定。
医療費は医療扶助でカバーされ、さらに家賃や生活費も支給対象となりました。
「これで、治療に専念できる」そう思えた瞬間でした。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

受給後はどう変わりましたか?

一番の変化は、「不安が消えたこと」です。入院中のベッドの上では、
「お金がどうなるか」「退院後どうやって生活するか」そんなことばかり考えていました。
見舞いに来てくれた前の会社の同僚も生活のことを心配してくれましたが、「大丈夫」と強がってみたものの、内心はどんより。
でも、生活保護を受けてからは、まずは治すことに集中できるようになりました。
リハビリにも前向きに取り組めるようになり、少しずつ回復。退院後の生活についても、ケースワーカーと相談でき、退院後の今も受給を続けています。
「右半身にしびれはあるが、なんとかなる」そう思えるようになったのが、一番大きな変化です。

「入院中でも、支えてくれる仕組みがある」

倒れたときは「終わった」と思いました。仕事もできない、収入もない。どうやって生きていけばいいのか分からなかった。
でも、生活保護という制度があったおかげで、なんとか踏みとどまれました。
入院中でも申請できるし、ちゃんとサポートしてくれる人もいます。「一人でどうにかしないと」と思い込まなくていい。
頼れるものは頼っていいんやと、今回初めて知りました。

編集部コメント(社会福祉士より)

長期入院によって収入が途絶えた場合、生活保護は重要な支援制度となります。
特に今回のように、
・急な病気や事故で働けない
・貯金が少なく生活が維持できない
・入院や治療が長期化する見込み
といった場合は、受給の可能性が高いです。
また、入院中でも医療ソーシャルワーカーを通じて申請が可能であり、手続きもサポートを受けながら進めることができます。
生活保護は、生活の立て直しと治療の両方を支える制度です。早めの相談が、安心につながります。

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イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

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